チアガールブルース
チアガールブルース (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション) (2005/12) リンダ ハワード 商品詳細を見る |
初めてリンダ・ハワードを読んだのですが、面白い!!
やっぱり面白い!
美貌と運と才能に恵まれたブレア・マロリーが本作のヒロインなわけですが、
このブレアがいい女なのですよ!
女にもてる女!(男にもてるのは言わずもがな)
物語の初っ端から事件に巻き込まれて、なんの準備もない状態で突然にヒーローに出会うことになるにも関わらず、
気丈かつ冷静に対応する彼女は本当に恰好いいのです。
そんな彼女と一緒に事件にあたるのは警部補ヒーロー、ワイアット。
ブレアの視点で話が進むのでワイアットだけが相手を混乱させているように思えますが、そんなことはなくブレアも全く負けずにワイアットを振り回します。
(むしろワイアットは意識的に、ブレアは無意識で振り回してたりするので、ブレアが勝ってるんじゃないかと思う・・・w)
とはいえ、ワイアットも受け身でなくグイグイくるので、そんなに好きなのね~とニヤニヤしながら読めます 笑
最後のほうのシーンでそれがよくわかる彼の言動があるのですが、そんなことされたら、ねえ?
恰好いいくせに可愛いなんてそりゃあ惚れないわけない。
しかもセクシーときたw
拒めるわけないww
二人とも頭が切れるので会話のテンポがよく、すぐに読めてしまいます。
サスペンスのほうもタイミングよく事件が起こるので飽きることなくワクワクしながら読むことができます!
この作品は異色作で賛否両論あるとのことですが、なんでだろう?('ω')
飽きさせない事件の展開と丁々発止のやりとり、そしてホットシーンもこれ見よがしでなく。
え?文句言うところあるのかな?
というくらい私は楽しみました。
難しいこと言わずに楽しんじゃいましょう!
続編もあるとのことなので、また読んだら感想を書きます。
他のリンダ作品も読みたいなーー。
時間が足りない・・・(ノД`)・゜・。