夢を見ること
こんにちは!
今日は人気作家リサ・クレイパスのコンテンポラリートラヴィス家シリーズ第一弾
の感想を☆
お話の性質上、極力控えますがネタバレになることもあるので、気になる方はご注意ください。
それでは感想スタート☆
↓
↓
↓
↓
↓
粗筋をまとめようとしたもののとても難しい・・・汗
内容紹介がこうなっちゃうのも仕方ないかも。
ネタバレなんてもんじゃないすからね、これ。95%内容書いてんじゃん←
なので読まれる方は、アマゾンの内容紹介、本の裏表紙は読まないことをお勧めします!
私はおすすめしていただいたので一切読みませんでしたが正解だったな。
さて、まずヒロインのリバティ。
とても一生懸命で、まっすぐで、そして苦労の多い人生を歩んでいます。
まだ24歳なのに。(冒頭では10歳くらいだったかな?)
とはいえ、苦労に年齢は関係ないのですが。
運命というか人生っていうやつは年齢もタイミングも一切考えちゃくれませんものね。
自分のすべての愛情を妹に注ぎこんで育てるリバティの姿は立派で美しいけれど、
やはりどこか悲しさを感じる部分があり、心を強く揺さぶられました。
自分が得られなかったものを、「妹にだけは与えたい」という強い愛情が目に見えるかのようでした。
人はたとえ自分が与えられていなくとも、与えることができるんですね。
妹のキャリントンは、リバティがお姉さんで本当に良かった。
でも、リバティもキャリントンがいてくれて良かったんだろうな。
人は一人で生まれて死ぬのだ。
と言う人がいますが、「一人で生きて」とはあまり聞かない。
ということはつまり、恋人じゃなくても自分以外の誰かと人生を分かち合わなければ、
本当の意味で人は生きることができないのかもしれません。
人と過ごすというのは、時に煩わしくて、ひどくつらいこともあって。
でも、人と過ごすことでしか味わえない幸せというものもあって。
難しいですねえ。
リバティは母との暮らしの中でも、その難しさを感じていたのではないかと思います。
大事だし、愛しているし、理解もしている。でも、どうして?
といったような。
ロマンスの感想なので、そちらを語りたいところなんですが、、、
いかんせんネタバレなんですよねえ。
まあ仕方ないので言っちゃいますが、ヒーローは二人。
幼馴染のハーディと、大人になってから出会うゲイジ。
どちらもいい男!
ハーディへの風当たりはもしかしたらきついかもしれないけれど、私は好きです。
ゲイジもだけど、自分をギリギリまで抑えて目的を達成できる男性って素敵じゃないですか?
そして優しく愛情深い。
甘いだけが優しさじゃないんだよなあ。
厳しいだけが愛情でもないけれど、ハーディの行動はやむも得なかった面も多々あって。
好きだなぁ・・・
ゲイジも素敵です。
包容力も責任感もあって、これはハーディもですが紳士的。
なーのーにー!嫉妬とかも見せてくれるんですな!←
そういう面がなきゃ人間味がないし、ただのいい人で終わってしまうのかも。
なんだろうなぁ。魅力的すぎて泣けてきたんです。
幸せすぎて泣けるみたいな。
こんな人たち現れてくれないかしら。という涙かもしれないけれどww
ヒストリカルでお馴染みだったクレイパスですが、コンテではがらりと雰囲気が変わりますね。
ヒスでも甘いばかりではなかったけれど、やはりどこか煌びやかさがあったのに対し、
今作にはそれをあまり感じず。
ヒスと同じように、お金持ちや上流社会が出てくるのに不思議。
もしかしたら、作者の描きたいものが違っていたからなのかもしれません。
さて。ヒーローが二人出てくるわけですが、彼女はいったいどちらと結ばれるのでしょうか?
そしてどっちのヒーローのほうが人気が高いんでしょうか? 笑
他の読者さんとたくさんお話したくなる作品でした。
気持ちはテキサス州のまま、第二弾を読むことにします。
中途半端な文章になっちゃいましたが、つづきはまた次の感想で!