妖精の丘にふたたび第三巻
平日は読書の時間が割けないので読むのに時間がかかりました。
妖精の丘にふたたび第三巻です。
いろいろ衝撃的だったので、読みやすい文章にはなっていないと思います。
妖精の丘にふたたび〈3〉―アウトランダー〈12〉 (ヴィレッジブックス) (2006/08) ダイアナ ガバルドン 商品詳細を見る |
感想その一。
イアン!イアン!なんかもうイアン!
困った子かもしれないけど、大好きだよ!
優しくて直で可愛くて!何度心を引き裂くんだこの物語は!でももう中毒だから読むの止められないんだよ!
拷問だよ、うわあああああ!
その二。
ロ、ロジャー!えらいことになった!
ロジャーが出てきた時こんな展開まったく予期できなかったよ。
まあ私に予期できるわけがないんだけど、ねぇ。あんまりだよ・・・
その三。
ブリー。ほんとブリー(大騒動)なのね。
自分も周りも大騒動よ?だってあいつ悪い奴なのよ。ほんっとに悪い奴なんだから近づいちゃダメなのよ・・・
ある程度これは予想がついていたのだけど、あそこまで一方的だとは思わなかったから少しショック。
その四。
結局、この妖精~はボネットが裏主人公だったんじゃないかと。
なんだか最後までつかめない奴だったな。
総括。
何かを得るために何かを失わなければならないとするならば、
何とも交換せずに、最後まで手元に残るものは何なのだろう。
そして、心は二つに分けることが出来るのだろうか。
憎く思いつつも、愛しく思う。それは酷く苦しい。
どちらの気持ちも捨てることができない。
むしろ、心をたった一つのものに向けることのほうが難しいのかもしれない。
どの巻を読んでも、人の気持ちの複雑さに思いが向く。
なんて奥の深い物語なのだろう。
また少し間をあけて、「燃ゆる十字架のもとに」を読もうと思います。
ブリーとロジャーはどうするかもう心を決めてるのかな・・・