燃ゆる十字架のもとに第一巻
少し遅れて
燃ゆる十字架のもとに〈1〉―アウトランダー〈13〉 (ヴィレッジブックス) (2008/04) ダイアナ ガバルドン 商品詳細を見る |
やっとこさで読めましたー。
ずっと薄かったフランクの影がとても濃くなってきました。
フランクが何を考え、何をしたのか。
考えれば考えるほどに切なく辛い。
クレアとジェイミーの場合、心が繋がっているのに目の前にいない人に焦がれて、
フランクは、目の前にいるのに心が繋がらない人に焦がれて。
どちらが辛いか。
勿論どちらも辛い。
フランクの問題行動もその苦しみゆえだったのだろうかと思うと、
そしてその苦しみを抱えたままにクレアとブリーに遺したものを思うと泣けます。
一方のブリーとロジャー。
そうかーまだ決断したわけじゃなかったんだなー。
簡単に割り切れないよなあ。
どうするのかしら。どうなるのかしら。
そして一番気になるジェイミーの話。
やっぱり時代も土地も彼をそっとしておいてはくれないのだなぁ。
それでこそジェイミーだけれど、もう何も失わないでほしい。
ジェイミーとクレアの、「相手のためになら死ねても、相手がいなければ生きていけない」という関係性は、本当に究極の愛の形だと思うのです。
なのできっと、二人は大丈夫。けど怖いなあ。
でも読まなければー!
ちょっと間をあけつつぼちぼち続きを読みたいと思います(´▽`*)